男子プロバスケットボールBリーグ2代目王者に輝いたアルバルク東京が1日、渋谷センター街で優勝パレードを行い、2000人を超えるファンが駆けつけた。写真撮影に応じるなど、ファンとの交流も深めながらセンター街を歩いた。

 昨年2月から渋谷区観光大使スポーツアンバサダーを務める竹内譲次(33)は「人が多い場所で、バスケを知らない人もいたと思うので、良い宣伝になったかなと思う。今まで渋谷になにもできていなかったので、こういう最高の形で貢献できてうれしい」と笑みを浮かべた。

 今季開幕前には、同じく渋谷を拠点とするSR渋谷とともにセンター街をパレード。今季新人王を獲得した馬場雄大(22)は「1年たってこの場所に戻って、アルバルクだけでもこんなにたくさんのファンの方が来てくれることに感謝です」とさわやかに笑った。チャンピオンシップ(CS)の最優秀選手に選ばれた田中大貴(26)は「皆さんに優勝という良い報告ができてうれしい」と表情をゆるませた。

 今季から指揮を執ったルカ・パビチェビッチ監督(49)は「1年間サポートありがとうございました!」と集まったファンにあいさつ。正中岳城主将(33)は「渋谷センター街、バスケットボールストリートを、トロフィーを持ってパレードできるのは特別です!」と喜びを爆発させた。