テニスで日本男子の新星が、東京オリンピック(五輪)代表第1号に照準を定めた。

 日本テニス協会は12日、都内で行われているアジア大会(18日~・インドネシア)の代表選手合宿を公開。ジュニア時代を含め、初の日本代表となる綿貫陽介(20=日清食品)は「(金メダルを)取りたくてしょうがない」。錦織圭が「最も才能のある若手」と絶賛する逸材。7月のツアー大会で初めて予選を勝ち本戦入り。今年ツアー優勝している強豪にマッチポイントを握りながら惜敗した。今回日本男子テニス代表最年少の綿貫が、大きく飛躍する舞台だ。アジア大会シングルスの優勝者には、20年東京五輪テニス競技のアジア枠が与えられる。