世界1位の大坂なおみ(21=日清食品)が、2回戦とは違い危なげなくストレート勝ちだ。同33位のサスノビッチ(ベラルーシ)に6-2、6-3のストレート勝ち。ベスト8進出を決めた。

相手は、昨年初めて4大大会に優勝した全米の3回戦で対戦し、6-0、6-0の完封勝ちを収めていた幸運の相手だ。2回戦終了後は、「あれはハードコートの話。ハードコートは私のコート。クレーは別もの」と警戒していた。しかし、ふたを開けてみれば、スタートから3ゲーム連取。全米3回戦から、対サスノビッチ戦15ゲーム連取で主導権を奪うと、そのまま快勝だ。

今大会は、4大大会に次ぐレベルのプレミア・マンダトリー大会。年間4大会しかなく、その中で、ただ1つのクレーの大会だ。26日に開幕するクレー最高峰の全仏を占うにも絶好の大会で、そこでの自身初の8強入りは大きな自信になる。

次戦は同18位のベンチッチ(スイス)-同85位のコズロワ(ウクライナ)との対戦だ。