日本テニス協会は18日、都内で会見を開き、20年東京オリンピック(五輪)強化指定選手男子6人、女子9人の計15人を発表した。

男子は世界7位の錦織圭(29=日清食品)、女子は世界1位の大坂なおみ(21=日清食品)らが選ばれた。また、7月1日に開幕するウィンブルドンに向けた前哨戦から、強化指定選手に対するサポートを充実させ、20年3月まで、ほぼ毎週、ツアーにナショナルコーチやトレーナーを派遣することを決めた。強化選手は、21年1月の全豪後に見直しを行う予定。

20年東京五輪テニス競技の代表選手は、20年全仏直後の6月8日発表の世界ランキングで選ばれる。シングルスは男女各64人中、1カ国および地域最大4人まで、計56人が同ランキングで選ばれる。残りの8人は大陸枠や過去の五輪のメダリストに振り分けられる。