バスケットボールBリーグの千葉ジェッツは22日、原修太(26)が国が定めた指定難病の潰瘍性大腸炎と診断されていたことを発表した。

チームによると、原は2年ほど前から体調に異変を感じていたが、プロレベルでのプレーにも問題がない状態であったことや、ファンに余計な心配を掛けたくないという思いから、詳細は明かしてこなかった。しかし同じように病気に苦しむ人や、健康上の理由でつらい生活を強いられている人たちに向けて、あえて自らの病名を公表することで伝わるメッセージがあるのではと考え、今回の報告に至った。

原はチームを通じ「もっとたくさんの人に勇気を与えることができればと、今回改めて病名を発表することを決心した。現在も状態は良く、開幕に向けて練習もしっかりできている」とコメント。病院や施設訪問など、社会貢献活動に積極的に参加していく意向を示した。

千葉県出身の原は国士舘大を経て、地元の千葉ジェッツに入団。19-20年シーズンは35試合に出場した。