競泳男子で16年リオデジャネイロ五輪代表の塩浦慎理(28=イトマン東進)が9日、SNSでタレントおのののか(28)との結婚を発表した。

塩浦は「いつも応援してくださる皆様へ」と題して直筆のメッセージを掲載した。

「このような社会情勢の中、私事で恐縮ですが、本日9月9日、おのののかさんと結婚いたしました。これまで競技が生活の中心にありましたが、コロナ禍により改めて彼女と向き合う時間が増え競技以外の日常にこんなに幸せな時間があるとは想像もしておりませんでした。五輪が延期してからも前向きに過ごすことができたのは彼女のおかげです。これからは最高のパートナーと共に目標にまい進してまいります。今後もとご指導ご鞭撻(べんたつ)を賜りますようお願い申し上げます」

塩浦は、50メートル自由形では日本記録21秒67を保持している。13年世界選手権で、初めて日本代表入り。その後は毎年、日本代表に選出されている。昨夏の世界選手権では同種目で日本人18年ぶりとなる決勝進出を果たして、東京五輪での活躍が期待されている。

同じ50メートル自由形で女子の日本記録を持つ池江璃花子(20=ルネサンス)は、塩浦のSNSを引用した上で「やばい!! おめでとうございます」と驚きとともに、祝福していた。