全日本柔道連盟による「キッズ柔道家支援オークション」の第2弾が21日に締め切られ、男子73キロ級で五輪2連覇の大野将平(29=旭化成)が出品した柔道着が130万1000円で落札された。

新型コロナウイルスの影響で中止となった21年全国小学生学年別柔道大会の都道府県代表選手288人をはじめとするキッズ柔道家たちを応援するためのオンラインオークションで、同連盟のアスリート委員会が企画した。東京五輪代表14人、21年世界選手権代表、山下泰裕会長、井上康生氏など50人を超える柔道家が出品に協力し、今月上旬に第1弾が行われていた。

収益は288人に柔道着を届けるほか、代替事業の実施への基金の設立資金として活用する。大野の柔道着をはじめ、各選手、関係者が提供した貴重な品々が、大きな後押しとなる。

第3弾は11月22日午後8時~28日午後10時。スポーツ団体公認オークションHATTRICK(https://auction.hattrick.world)のインターネットオークションサービスを使い、実施される。