静岡県袋井市を活動拠点とする女子7人制ラグビーチームのアザレア・セブンの選手3人が30日、静岡市立清水辻小を訪問し、4~5年生の86人に「7人制ラグビー体験教室」を行った。

横山里菜子(34)と冨樫香子(かおるこ、25)は実技を担当し、グラウンドでボールを使ったパスやタックルを教えた。草野可凜(25)は体育館で講話を行い、「何ごとも継続して一生懸命やることが大事」などと説いた。

児童らにタグラグビーの授業経験があったため、横山は「後ろへパスを出すのがうまい子も多かった」と評した。ラグビーの普及については「こういった体験を通して興味をもってもらい、私たちのチームももっと知ってもらえたら」と希望した。女子児童の1人(5年)は「ボールの扱いは難しかったけど、ラグビーが少し分かった。草野選手の話を聞き、自分で考えて行動することの大切さにも気づけた」と振り返った。【倉橋徹也】