日本ラグビー協会は28日、3月に予定していた高校日本代表の海外遠征を、新型コロナウイルスの感染拡大により中止することを発表した。中止は2年連続となる。

代替策として国内合宿を予定しており、3年生を対象にエキシビションマッチを行うとしている。

高校ジャパンの高橋智也監督は「花園での全国大会を経て、17名の新たなメンバーを加えて今度こそ全員が顔を会わせ、ゴールに向けて再出発する予定でしたが、それもかなわなくなってしまいました。努力を重ねて来た選手の皆さんには本当に申し訳ない気持ちです」とする一方で「本気でU-20、ジュニアジャパン、そして日本代表と着実に成長し、日本ラグビーの発展に貢献してくれる事を心より期待している」とコメントした。

海外遠征は中止になったが、高校日本代表候補の第2次メンバー92人を発表。今冬の全国高校ラグビーで日本一に立った東海大大阪仰星からはフッカー垣田基樹、ロック奥平一磨呂、SO吉本大悟、CTB吉本大悟(いずれも3年)らが追加招集された。

2年生では京都成章のプロップ森山飛翔、中部大春日丘の191センチ、119キロの大型ロック物部耀大朗、常翔学園のSH田中景翔、花園で決勝に進んだ国学院栃木のSO伊藤龍之介とWTB青■潤之介、大分東明のCTBナブラギ・エロニらが選ばれた。

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