東京オリンピック(五輪)代表の難波実夢(21=JSS)は、決勝で16秒12秒97で優勝し、200メートル、400メートル、800メートルに続く自由形4冠を達成。「まさか4冠できるとは」と驚きまじりに喜んだ。

世界選手権(6月18~7月3日、ブダペスト)ではフリーリレーも含めて4種目での代表入りとなった。その世界大会に向けて、「個人では五輪のリベンジをしたい。初めてのリレーでは楽しみたい」と誓った。

この日の決勝では序盤から先頭に立つと、ターンを重ねるごとに後続との差を広げた。「いつも消極的になってしまうので、前半から積極的に行こうという気持ちだった」と振り返った。