日本ラグビー協会は30日、U20(20歳以下)日本代表のHC(ヘッドコーチ)にU20ニュージーランド(NZ)代表を率いた経験を持つロブ・ペニー氏(58=浦安D-Rocks強化アドバイザー)が就任すると発表した。

NZ出身のペニー氏は同国でキャリアを積んだ後、アイルランドのマンスター、日本のNTTコミュニケーションズ(現浦安)、豊田自動織機(現愛知)、オーストラリアのワラターズのHCを務めてきた。当面の目標は23年に開催される「U20チャンピオンシップ」となり、ペニー氏は日本協会を通じて「日本におけるラグビー育成の重要な職務を担うヘッドコーチに任命されたことを、大変光栄に思っております。ラグビーで世界に挑むために国を代表し、誇りと情熱を持って任務を遂行しようとする才能ある若者たちは、これからユニークで人生を変える経験をすることと思います」などとコメントした。

またU20日本代表のチームコーディネーター、男子7人制日本代表ナショナルチームディレクターには太田治氏(57)が就任。女子15人制日本代表「サクラフィフティーン」と7人制日本代表「サクラセブンズ」のナショナルチームディレクターに宮■(■は崎の大が立の下の横棒なし)善幸氏(48)が就任することも発表された。