アメリカンフットボール全日本大学選手権決勝「甲子園ボウル」(18日、甲子園球場)を前に、決戦の場となる甲子園球場で5日、会見が行われ、西日本代表・関学大と東日本代表・早稲田大が出席した。

早稲田大は3年ぶり、7回目の出場。初優勝に燃えるOL亀井理陽主将(4年=早実)は「部の歴史を変えたい」と力を込めた。

主将が甲子園に立つのはこれが3回目。早実野球部出身で、初めて聖地を踏んだのは、1学年上の清宮幸太郎(現・日本ハム)とともに臨んだ高2の春センバツだった。

当時は控え捕手でベンチ入りしたが出場できず、アメフトに転向した大学1年の甲子園ボウルでもフィールドに立つことはできなかった。

「この舞台にかける思いは自分の中では非常に大きいので、すべて出し切って勝ちきりたい」と強い思いを明かした。

プロ野球で活躍する先輩とは今でも交流がある。父の竜二さんは清宮の父・克幸さんと早稲田大ラグビー部の同期で、ともに大学日本一を果たした仲間。そのため清宮とは家族ぐるみの仲で、関東リーグで優勝した際には食事をごちそうになり「絶対に日本一になれよ」と激励の言葉を受けた。

清宮との思い出は多く、亀井は「顔とか体形が似てて“影武者”みたいになってたこともあった。帽子を深くかぶって先に球場の外に出たりしてました」と当時を懐かしんだ。

三度目の正直で、ようやく聖地でプレーすることがかなった。主将の熱い思いで、初の学生日本一へチームを引っ張る。