スピードスケート女子でオリンピック(五輪)2大会連続金メダルの高木美帆(28)が18日までに、インスタグラムを更新し、母校の日本体育大学を退職したことを報告した。

インスタグラムには晴れ着姿で、恩師で4大会五輪出場した青柳徹総監督(55)との2ショットを披露。以下のような大学への思い、恩師への感謝をつづった。

「学生の頃から合わせて10年。

日本体育大学の皆様にはとてもお世話になりました。

ここを去る決断をするのは簡単なことではありませんでした。

どんな時でも親身になって、私が競技に集中できる環境を作り続けてくださった皆様には、心から感謝しております。

まだ自分が進む道を迷っていた時に“自分の人生なのだから自分で決めなさい”というお言葉を常務からいただきました。

自分で決めるからこそ、責任が生まれ、自分で決めるからこそ、意味が生まれる。

この先、道に迷うことがあっても、常にこの言葉は胸に、しっかりと自分の意思で歩んでいきたいと思います。

そしてどんな時でも見守り続けてくださった青柳先生に、敬意を表します。

先生はこの先もずっと私の先生です。

学生から教職員となり6年。6年越しの卒業です。

卒業と思えば、寂しくない。

そんな心づもりがあります。

日体魂は忘れません。

ここはいつまでも私の大事な母校です。

ありがとうございました!」

高木は17日に都内で会見し、美容室向けヘアケアブランド「TOKIOインカラミ」所属となることを発表。自身4大会目となる26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪を狙うことも表明した。