昨季の東日本選手権で優勝した中田璃士(りお、14=MFアカデミー)は、ショートプログラム(SP)71・09点で首位に立った。
今季の開幕戦で、2位の周藤集(すとう・つどい、16=ID学園高)に10点差以上を付ける好発進。「楽しんで滑れてうれしい」と手応えを示した。
新SPは「天使と悪魔」。力強い演技がテーマだ。冒頭のトリプルアクセル(3回転半)からしっかりと決めると、その後も3回転ルッツ、3回転フリップ-2回転トーループも成功。余裕のある滑りで観衆を魅了した。
演技後は「アクセルがいい軸でとべたので良かった」と笑顔を見せながらも、「一番力を入れていたスピンがちょっと失敗してしまったので悔しい」と反省も忘れなかった。
次世代のエース候補として期待される。今季の目標は「去年いけなかったグランプリファイナルに行って、世界中の皆がこの人の演技が印象に残った、って思える演技をしたい」と明確だ。
身長は、昨年1年間で7センチ伸びて161センチになった。「キャメルスピンが足が長く見えるようになった」とにっこり笑う。身長のように、大きく成長を遂げる1年にする。
2位の周藤は59・39点。冒頭のジャンプが1回転半になり、「今シーズンはジャンプの安定性を一番に強化していきたい」と話した。


