22年ぶりの日本開催となる水泳の世界選手権が福岡で行われている。
競泳2日目となった24日は、男子100メートル平泳ぎで銀メダリストが3人生まれる珍しい現象が起きた。
まずは中国の覃海洋が57秒69で金メダル。2位に58秒72でマルティネンギ(イタリア)、カミンガ(オランダ)、フィンク(米国)が並んだ。金メダルが1人、銀メダルが3人という通常と異なる状況となった。
その時、裏側では-。
一夜明けた25日、運営担当者は「なかなか珍しいシチュエーションでしたが、ワールドアクアティクス(国際水連)と組織委員会が事前に打ち合わせた通り、スムーズに進めることができました」と振り返った。
決勝の同着も想定し、事前にメダルは余分に準備。表彰式では金メダルの覃海洋がカメラに向かって右、左に銀メダリスト3人が並ぶ流れで混乱はなかった。
メダルは種目の刻印などはなく、同一の物であるため、総数を種目数よりも多めに用意しているという。
主な国際大会では16年リオデジャネイロオリンピック(五輪)の男子100メートルバタフライ決勝でも2位のフェルプス(米国)、レクロー(南アフリカ)、チェー(ハンガリー)が同着。そろって銀メダルを獲得する事例があった。【松本航】


