世界ランキング8位の日本が、オリンピック(五輪)6大会連続出場へ開幕4連勝とした。

来夏のパリ五輪予選を兼ねるワールドカップ(W杯)第4戦で同18位のブルガリアを下し、無傷の4戦連続ストレート勝ち。1992年バルセロナ五輪以来となる「開幕1年前の出場権獲得」へ、リベロ福留慧美(25=デンソー)がチーム最多の16ディグ(スパイクレシーブ)で貢献。拾いに拾った試合後、手応えと課題、世界ランキング1位トルコ戦(23日)など残り3戦への決意を語った。

-まずは大会の半分を終えて。この4試合、自身の手応えは

「自分自身、まあ、いいところもあるんですけど、悪いところもあるので、やっぱり最後の3戦が一番大事なので、そこは、いいところをもっともっと出せるように、修正するところはしっかり修正していきたいなって思います」

-実際、いいところとは

「相手がやってくるところを序盤はできていなかったり、でも、ポジショニングが悪いところは、終盤、ブロッカーと話して修正できたり、足は序盤から動いてるかなっていう風に思うので、そこはいいかなと思います」

-相手ライトのストレートに反応したり、上げたりしていた。手応えは

「上げられている手応えはあるんですけど、やっぱりそのボールはコートの真ん中に上げないと、セッターがすごい動いてるなっていう風に思うので、そこは。やっぱり次の3戦(ベルギー、トルコ、ブラジル戦)はスピード、球速も全然違うと思うので、そこに向けてもしっかりと、コートの真ん中にボールを上げることを意識してやっていきたいなって思います」

-ここからさらにレベルが上がってくる。自分の中でプレッシャーだったり不安だったりは

「不安もあるんですけど、やっぱり強いチームに勝っていかないといけないですし、やっぱりその、トルコだったらバルガス選手の球を上げたら、やっぱり相手も『あ、捕られた…』ってなると思うので、そこは相手のエースの球だったりをしっかりレシーブしていきたいなっていう風に思います。そこはワクワクしています」

-男性スタッフの打球で練習してきた。上げられる自信は

「まあ、あります」

-ワクワクという話があったが、試合に出られている喜びが大きいのか

「はい、そうですね。やっぱり。まあ悔しい思いも去年と今年、してきたので。自分が試合に出られている分、出られない選手もいるので、その人の分までっていう気持ちはすごいありますし、出るからには最後まで諦めない気持ちを前面に出してやっていきたいな、っていう風に思います」

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