22年全日本ジュニア選手権11位の清水咲衣(18=木下アカデミー木下アカデミー)が、52・19点で4位につけた。
冒頭のフリップ-トーループの連続3回転、ダブルアクセル(2回転半)を降りて、3回転ルッツも着氷。今夏に力を入れたスピンなどでも、魅了した。
「練習で良かった分、コンビネーションは自分の中では100%ではなかった」と自己評価は厳しめ。それでも「それ(コンビネーションジャンプ)以外は集中して練習通りのものが出せたと思うので良かった」とほほ笑んだ。
今年5月に本田ルーカス剛史(21=木下アカデミー)とのペア結成を発表。シングルの練習との両立に最初は混乱していたが、最近は切り替えられるようになってきた。
今後は、練習を両立させることで、それぞれの種目に生かしていくつもり。
「ペアでは表現力が大事なので、練習から表情を出すようにしていると、シングルでも生かせるかなと思っています」
今季からシニアに上がった18歳。新たな挑戦で、スキルを磨いていく。
SP1位は千葉百音(木下アカデミー)。2位は吉田陽菜(木下アカデミー)、3位は籠谷歩未(神戸クラブ)だった。
フリーは10月1日に行われる。