男子はTOYANO GOLDEN G・O・A・Tが激戦を制して初優勝した。BOMBERSとの決勝は63-63で延長にもつれ込む接戦。PG佐藤友陽(東石山3年)が延長の3分間で6得点をマークし、突き放した。女子は新潟清心女中がバディーズ新潟を68-41で下し2年ぶりのV。男女優勝チームは来年1月の全国選手権(東京)に出場する。
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TOYANOのPG佐藤友は心臓が高鳴る延長戦の雰囲気を楽しんでいた。延長開始は相手のスローイン。パスコースを巧みに読んでボールを奪うと、そのままノーマークでシュートを沈めた。65-63からはドライブで加点。逆転されて追いついたクロスゲームを一気に勝利に近づけた。「接戦を頑張ってプレーするのが楽しかった」。試合を締める73点目のショットも決めて3分間で6得点。在学する東石山中では県大会にも進出できなかっただけに、初めて手にした全国切符を喜んだ。
米本香太郎監督(42=鳥屋野中職員)は言う。「優秀な子たちが来て、最高ですよ」。メンバーは県内10校の中学から集まる個性派集団。遠くは長岡市の中学からメイン練習場の新潟市・鳥屋野中に通うメンバーもいる。そんな“寄せ集め”ながら、ひとつにまとまる。主将を務めるPG佐藤海音(鳥屋野中3年)は「みんな自立している」と言い、佐藤友は「コミュニケーションを取り、自分たちで高め合っている」と話した。それぞれの個性が勝利へ、がっちりかみ合った。
チームはJr.ウインターカップ出場を決めたが、全員の志は高い。佐藤友は「目標はもちろん優勝。1試合1試合を大事に勝ち上がりたい」と全国の舞台を見据える。延長戦にもつれ込んだ時の米本監督の指示は「ワクワクしようぜ。最高に楽しいぜ」。メンバーは初の全国大会も楽しみ尽くすつもりだ。【涌井幹雄】
○…新潟清心女中は日ごろの練習成果をコートで見せ、2年ぶりの全国切符を手にした。オールコートのディフェンス仕掛けられても、巧みなパスさばきで重圧を回避。リバウンドからの速攻も何度も決めた。坂本一文監督(43)は「夏までは攻撃が遅かった。オールコートでこられた時のボール運びも積んできた」とチーム強化して今大会に挑み、実践した。北信越2枠の全中には、北信越大会準決勝敗退で届かなかった。それでも坂本監督は「全国の強いチームと戦える力はあると思う」と2年ぶりの全国コートを楽しみにしていた。


