仁川アジア大会で21日に行われた射撃とフェンシングの選手らに提供される予定だった昼食の弁当からサルモネラ菌などが検出され、弁当76個が廃棄されていたことが分かった。22日に韓国メディアが伝えた。

 選手らは食べず健康被害は避けられたが、代わりの弁当が手配できず、急きょ用意されたパンやバナナでしのいで試合に臨んだ。

 弁当は大会組織委員会が準備し、21日朝に保健当局が検査し菌を検出した。開会式があった19日にも、運営スタッフの夜食用弁当から菌が検出され、130個が廃棄されたという。