陸上男子100メートルで、日本歴代2位の10秒01の記録を持つ桐生祥秀(18=京都・洛南高)が21日、日本陸連合宿参加のため渡米した。

 29日のテキサスリレー(男子400メートルリレー)に出場し、31日に帰国する。

 世界室内選手権の男子60メートルで準決勝に進出。11日に帰国したばかり。「飛行機に乗ることが多く少し疲れてます。でも体を動かすようになり、4月になれば、いい感じになると思います」と笑顔で話した。今年から新設された世界選手権リレーに向けての、試金石になるテキサスリレーに向けては「バトンをつなぐ自信はあります。任せられたところで力を発揮したい」と抱負を語った。帰国後は4月6日に、進学する東洋大の入学式に出席。本格的なシーズンに入る。