10日開幕の世界陸上モスクワ大会に出場する男子短距離、男女長距離など、日本選手団の第1陣が4日午前、成田空港を出発しモスクワに向かった。

 女子長距離の新谷仁美(25=ユニバーサルエンターテインメント)は、プレッシャーを力に変える。昨年のロンドン五輪1万メートルでは、同種目の歴代日本人最高位をマークしたものの、入賞に1歩及ばず9位。「どんな試合でも緊張で押しつぶされそうになるけど、タイムより順位を目指したい。最低限の目標は8位入賞」と話した。6月に、念願の日本選手権初優勝を飾った同種目に全力を注ぐ。