アマチュアスポーツ選手を対象にした2013年度デイリースポーツ制定「ホワイトベア・スポーツ賞」の表彰式が8日、都内で行われた。

 受賞者は、陸上男子短距離の桐生祥秀(18=東洋大1年)、スキージャンプ女子の高梨沙羅(17=クラレ)、体操の白井健三(17=神奈川・岸根高3年)の10代トリオ。パラリンピック陸上女子で、2020年東京五輪・パラリンピック招致に貢献した佐藤真海(32=サントリー)は特別賞を受賞した。

 2日前に入学式に出席した桐生は「同世代に負けないよう、世界のトップで活躍したい」と、1歳年下の「17歳コンビ」を一目置いた。出身の京都・洛南高は体操も強豪校で、白井とは面識はないものの「高校時代に友だちから(白井のことは)聞いていた」という。白井、高梨とは初対面だったが「高梨さんは、もう少し大きいかなと思った。白井選手は肩幅がごつい」と感服の様子。「少しでも2人に追いつきたい」と謙虚に話した。