<カーリング:日本選手権>◇5日目◇11日◇北海道北見市・常呂町カーリングホール

 女子は北海道代表の常呂高が準決勝で中部電力(長野)に10-4で快勝。決勝はバンクーバー五輪代表のチーム青森と対戦、延長第11エンドで5-7で競り負けた。1点ずつを取り合う展開となり、第8エンドで4-3とリードしたが、最後に逆転を許した。

 女子決勝で常呂高は昨年に続いて惜敗したが、スキップ(主将)の吉村紗也香(3年)は「ミスもなく、自分たちの納得のいく試合運びができた」と満足した様子だった。4人は今春、同高を卒業し、そろって札幌国際大に通う。吉村は4年後のソチ五輪を見据え「大学ではもっと作戦の勉強をして、技術力をアップできるよう頑張りたい」と抱負を語った。