西武野上亮磨投手(30)が14日、国内FA権の行使を表明した。

 メットライフドームで会見し「野球選手として他球団の評価を聞いてみたいと思った。西武への愛着はすごくある。今でも悩んでますが、迷っているなら行使しようと思った」と明かした。西武と初めて話し合ったのは10月31日。申請期限まで時間が限られていたことも、行使に至った理由となった。梨華夫人からは「どんな決断でもついていく」と背中を押されたという。DeNAなど複数球団が動向を注視しており、宣言残留を認める西武を含めた争奪戦は確実。残留も選択肢で「本当に必要としてくれているか」を第一に考え、プロ10年目のプレー先を決断する。