日体大は7日、東京・千代田区の帝国ホテルで、昨年の東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの報告会と、今年2、3月に開催される北京冬季五輪・パラリンピックの激励会を開催した。
東京五輪は日本代表583人のうち約1割の59人が日体大の学生及び卒業生だった。報告会には柔道男子66キロ級の阿部一二三(24=パーク24)と同女子52キロ級の阿部詩(21=日体大)の兄妹、ボクシング女子フェザー級の入江聖奈(21=日体大)の五輪金メダリスト3人をはじめ、パラリンピックのバドミントン男子シングルス(車いすWH2)金メダリストの梶原大暉(20=日体大)ら、東京五輪・パラリンピックの日本代表13選手が出席した。
阿部一二三は「(東京五輪で)辛い思い出はない。金メダルを絶対取るということしか考えていなかった。今年は去年を超えるくらい成長してパリ五輪へ向けて結果を残したい」。妹の詩は「(東京五輪は)いつもよりすごく緊張して、世界選手権との違いを実感できたのはよかった」と報告した。入江は「始まる前はボクシング関係者だけに知られていましたが、終わった後は一般の人にも声をかけてもらえるようになりました。SNSのフォロワーも増えました。現役はあと1年になりますが、アスリートでいるうちはいい結果を報告したい」と笑顔で話した。
一方、来年2月の北京五輪スピードスケート女子代表で、宮崎県で合宿中の高木美帆(27=日体大職)は「日体大関係者の東京五輪の結果にたいへん刺激を受けた。日体大ファミリーの一員として皆様の心に届けられるような、次につなげられるような結果が残せるよう、全身全霊で頑張っていきます」と、ビデオメッセージでコメントを寄せた。
松浪健四郎理事長(75)は「これからも私たちは素晴らしい人材を育成すべく、また国民のみなさんに大きな希望と勇気を、そして元気を与えることができるように精進を重ねてまいりたいと思います」と、集まった関係者にあらためて決意表明をした。【首藤正徳】


