女子は田村が1時間12分3秒で、3年ぶり19度目の女王の座に就いた。昨年2秒差で敗れた学法石川に雪辱した。

 3区折笠有彩(2年)が残り500メートル付近でトップに立ち、4区小野咲子(2年)が一気に突き放した。調子の良さを買って、2人を抜てきした畑中良介監督(48)は「3、4区が快走してくれた。よく辛抱してくれた。全員が一丸になった」と選手に感謝した。2年前の記念大会に「東北枠」で出場し、全国大会は20度目の挑戦となる。