ワコール女子陸上競技部は22日、所属の福士加代子(39)が、来年1月16日の第40回全国都道府県対抗女子駅伝、同30日の大阪ハーフマラソンの2レースを最後に、第一線を退くと発表した。今後は「引き続きワコール女子陸上競技部で活動して参ります」と、同部は発表している。

福士は、同部の公式サイト上に、自筆とみられる文面をアップした。全文は次の通り。

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来たる2022年1月30日(日)大阪ハーフマラソンを最後に第一線を退くことをここに報告いたします。ワコール陸上部員として22年間、私は、走ることに夢中でしたっ!!社員の皆さんを始め、たくさんの人との出会いのおかげで、毎日刺激をもらい、触れ合い、じゃれ合い、いっぱい泣いて、いっぱい笑って、いっぱい叫んで…。本当、毎日いろいろありすぎておもしろい競技生活でしたっ!!これまで、たくさんの応援、ご支援をしていただき本当に心から感謝しております。

どうもありがとうございましたっ!!

あと2つのレースを今までと変わらず、全力で楽しんで走りたいと思いますので。福士加代子をまた応援して下さい。引き続き、よろしくお願い致します。

2021年12月22日(水)

ワコール女子陸上競技部 福士加代子

 

◆福士加代子(ふくし・かよこ)1982年(昭57)3月25日、青森県生まれ。板柳中-五所川原工-ワコール。トラック種目で04年アテネ五輪から3大会連続出場。08年大阪国際でマラソンに初挑戦し、13年世界選手権3位。マラソンで16年リオデジャネイロ五輪に出場し、14位。