バスケットボール3人制の国内男子プロリーグ「3×3 PREMIER.EXE」のプレーオフ「2017 TOKYO THE FINAL」が10日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、DIME(ダイム)が優勝した。

 18チームを3つの地区に分け、上位8チームが一発勝負のトーナメントで優勝を争った。3×3は、20年東京五輪の正式種目になった。その1週間後の6月17日に、4季目のリーグが開幕していた。

 日本代表候補4人で勝ち進んだダイムは、鈴木慶太主将(36)らの活躍で決勝で18-14と外国人4人のAGLEYMINA(アグレミーナ)を撃破。鈴木はMVPに輝いた。

 ダイムは、お笑い芸人の麒麟田村、大西ライオン、Bリーグ京都の岡田優介の3人が共同オーナーを務めるチーム。大西ライオンは「他のチームが外国人がたくさんいる中で、日本人4人で優勝できたことは本当に良かった。日本人の強さをアピールできた。何とかダイムから東京五輪の代表を出したい」と話した。

 20年東京五輪の新種目になったこともあり鈴木は「日本代表の練習で積み上げてきたものの成果を出すことができた」と喜んでいた。