秋田ノーザンハピネッツが山形ワイヴァンズを82-54で下し初代王者に輝いた。

 昨季B1チームの意地を見せた。開始直後は山形に3連続ポイントを奪われたものの、その後は堅いディフェンスからペースをつかみ次々と得点を重ね、一気に突き放した。今季新たに就任したジョゼップ・クラロス・ヘッドコーチ(48)が掲げるのは「全員守備、全員攻撃」。この日最多14得点を挙げた白浜僚祐(26)を筆頭に、新外国人カディーム・コールビー(27)、新加入の徳永林太郎(30)もそれぞれ12得点を記録。白浜は「去年よりボールを回して、全員がシュートを打とうという意識がある。シーズンでも思い切って打っていく」と意気込んだ。 B1復帰へ、30日の熊本とのホーム開幕戦から戦いが始まる。主将の田口成浩(27)は「今日は40分間激しくプレッシャーをかけ続けることがテーマだった。追われるプレッシャーの中、力を出せたことは自信になる」とシーズンへ向けて手応えをつかんだ。

 3位決定戦は、岩手ビッグブルズが83-81で仙台89ERSを下した。