Bリーグ17~18シーズンのTIP OFF記者会見が11日、都内のホテルで行われ、18チームの選手たちが開幕戦への抱負を語った。

 冒頭に、大河正明チェアマンが、今シーズンのテーマとなる「BUILD UP」の方策を説明。新たなアパレルブランド「RUN THE FLOOR」の立ち上げや、チャンピオンシップファイナルの横浜アリーナでの開催、LINEスタンプの販売などを発表した。

 昨季覇者の栃木ブレックスは29日にホームでシーホース三河を迎え撃つ。栃木の橋本は「今シーズンは追われる立場だが、チャレンジャー精神でやっていきたい。2連覇のチャンスがあるのは自分たちだけなので、しっかり勝ち取りたい」と話した。三河のエース比江島は「去年(チャンピオンシップで)悔しい負け方をしたチームに、さっそくリベンジマッチになる。開幕2連勝しないと始まらないと思うので、しっかり連勝したい」と意気込んだ。

 昨季準優勝の川崎ブレイブサンダースは、29日に名古屋ダイヤモンドドルフィンズと対戦。川崎の篠山主将は「昨年はあと1歩で負け悔し涙を流したので、今年はみんなでうれし涙を流したい」。一方、名古屋の張本は「篠山さんはうれし涙を流したいと言ったが、自分たちが2連勝して悔し涙を流させたい」と話した。

 大型補強で注目される琉球ゴールデンキングスは29日にホームでサンロッカーズ渋谷を迎え撃つ。昨季王者の栃木から移籍した古川は「自分がやっていかなくてはいけない責任感を感じる。ここでしっかり結果を出したい」と話した。渋谷のベンドラメ礼生は「大型補強をしたらチームとしてまとまるのに時間がかかるが、うちは去年からのメンバーが変わらずチーム力で勝っていける」と話した。

 30日の開幕戦で、西宮ストークスと対戦する千葉ジェッツの富樫は「去年、開幕2連勝できなかったので、今年は2連勝したい」と語り、今季2部から昇格した西宮の道原は「リーグの台風の目になって、いい意味でリーグを盛り上げていきたい」と抱負を語った。