これぞ、オールブラックス!? ラグビー日本代表のリーチ・マイケル主将(29=東芝)と山田章仁(32=パナソニック)が7日、都内で行われたマスターカードアンバサダー就任式に出席した。

 19年W杯日本大会の最高位スポンサー「ワールドワイド・パートナー」契約を結んでいるマスターカードがW杯の機運を高めるために2人のほか、元ニュージーランド代表(オールブラックス)のダン・カーター(35)とアンバサダー契約を締結。リーチと山田も同社ブランドカラーの“オールブラックス”衣装で登壇した。

 リーチは「W杯は世界中が日本に注目する。日本ラグビーにとって大きなチャンス。外国人にも受け入れられて感動してもらいたい。今から楽しみ」と2年後の本番に向けて期待を寄せた。

 カーターはニュージーランドのW杯2連覇に貢献し、ワールドラグビーの年間最優秀選手賞を3回獲得した世界屈指の司令塔として知られている。「日本大好き」という名手は、これまでに試合や観光などで何度も来日したという。食事では特にすしを好み「こぢんまりした店でも情熱を持って料理を提供してくれる。食のレベルは本当に高い」と絶賛した。

 W杯でベスト8を目標に掲げる日本代表にはこうエールを送った。「大会開催国はプレッシャーもあるけど、ファンの応援がモチベーションになる。(前回W杯で日本が)南アフリカを破り、世界中が興奮のるつぼと化した。19年もそういった戦いで8強入りしてほしい」。

 世界ランキング11位の日本代表は8日からフランス遠征に出発し、18日に同13位のトンガ代表、25日に同8位のフランス代表と対戦する。来年11月には王者ニュージーランドとのテストマッチも決まっている。