世界ランキング11位のラグビー日本代表が25日(日本時間26日)、フランス・ナンテールで同8位のフランス代表とのテストマッチに臨む。

 24日は試合会場のUアリーナで最終調整し、人工芝での動きを入念に確認した。勝負のポイントは日本の強みである「攻守の切り替えの速さ」で、先発のSH流大(25=サントリー)がキーマンとなる。大型FWの強固なスクラムとモールが特長の相手に対し、流を起点とした速い球さばきで攻撃を展開する。流は「試合開始からゲームスピードを上げていきたい。限られたチャンスをものにして今年最後の試合を勝利で締めくくりたい」と闘志を燃やした。W杯3度の準優勝を誇るフランス代表とは過去9戦全敗で、11年W杯以来6年ぶりの対戦となる。19年W杯で8強入りを狙うためにもリーチ主将は「絶対に落とせない試合」と力を込めた。(トゥールーズ=峯岸佑樹)