東北唯一のBシード、秋田工は東海大仰星(大阪第2)と同点だったが、トライ差により4大会ぶりの準々決勝進出を逃した。

 前半を6-17の11点ビハインドで折り返したが、後半は強力モールで相手を圧倒した。後半21分にSH柴田凌光(3年)が中央にトライを決め、一時逆転。だが6分後に同点トライを許して力尽きた。秋田工3トライ(1ペナルティートライ含む)に対し、東海大仰星は5トライだった。

 191センチ、101キロの巨体を誇る高校日本代表のCTB児玉樹主将(3年)は前半10分に約30メートルのPGを外しており「もっとできた。自分の1つのプレーが勝敗につながった。最初のPGを決めていれば…」と肩を落とした。卒業後は明大でプレーする。