世界ランク26位の錦織圭(28=日清食品)は同46位のデニス・シャポバロフ(18=カナダ)に7-6、3-6、1-6で逆転負けし、初戦敗退した。

 第1セットは2度あったブレークポイントをしのぎ、タイブレークの末に先取。第2セットは先にブレークを許し3-6で奪い返された。

 最終第3セットも第2ゲームにリターンエースを決められて先にブレークされ、直後の第3ゲームでミスをするとラケットをたたきつけてフラストレーションを爆発させた。このゲームをラブゲームで落とすと、ブレークチャンスを迎えた第5ゲームも10本目のエースを決められてしのがれた。続く第6ゲームは逆に3本のブレークポイントを握られ、あっさりとブレークを許し、第7ゲームも最後はコードボールをたたき込まれてキープされ、敗退した。

 なお、第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)が棄権したため、同107位のダニエル太郎(25=エイブル)がラッキールーザーで出場し、1回戦で同38位のフェシリアーノ・ロペス(36=スペイン)と対戦する。