サーフィン、スケートボード、スノーボード等で活躍した選手を表彰する「ジャパンアクションスポーツアワード2018」が20日、都内で行われ、平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)スノーボード女子ビッグエア4位の岩渕麗楽(16=キララクエストク)がスノーボーダーオブザイヤー女性部門に選ばれた。

 岩渕は黒のジャケット姿で表彰式に登場し、「たくさんのガールズボーダーの中から選んでいただいてうれしい」と照れた。5月にノルウェーで行われる世界最高峰の戦いXゲームが今季最終戦となる。世界で数人しかできないバックサイドの「ダブルコーク1080(DC10)」に加えて、正スタンスから入るフロントサイドの「DC10」挑戦も視野に入れ、「4月のマンモスマウンテン(米国)の合宿でもう1回確認して、Xゲームで金メダルを取りたい」と目標を掲げた。

 平昌五輪スノーボード男子ハーフパイプ銀メダリストの平野歩夢(19=木下グループ)も受賞し、ビデオレターでコメントを寄せた。「2017年シーズンはW杯からはじまってXゲーム、五輪と忙しかったけれど充実できた。いろんなことにチャレンジできればと思っています。スノーボードでも何でも、これ以上の自分になれるように頑張ります」。