28歳の佐藤巧(徳洲会)が床運動でトップの得点をたたき出して予選を突破した。

 Dスコア(演技価値点)で6・4点と高い構成を難なくまとめ「練習通りの実施ができた。シーズン一発目としてはいいスタートが切れた」と相好を崩した。

 茨城・常磐大高時代から右手首の故障を繰り返した影響で、床運動と跳馬のスペシャリストとして技を磨いている。22日の跳馬に向け「いいイメージを持って臨みたい」と意気込んだ。