アメリカンフットボールの日大は17日、都内の練習場で一部の部員が自主練習を行った。練習後、ある選手は「自分たちは何も言えません」とし、チームにかん口令がしかれていることを明かした。別の選手は日大側の対応に納得がいかないのではとの問いに「そうですね」と不満をにじませた。

 また、予定されていたオープン戦が、新たに3試合中止となった。27日の明大、6月3日の近大(非公開合同練習)、16日の成蹊大戦。これで日大戦の中止は法大、立大、東大に続いて6試合となり、残りは6月17日の桜美林大戦のみ。桜美林大の関口監督は「学校とも話し合い、現在は関東学生連盟の正式処分を受けて決めることにしている」と話した。桜美林大のホームページには、ある大学OBからの「なぜ中止にしない」という投書があり、学校へも中止を要望する電話があったという。