女子は76キロ級の皆川博恵(31)が代表に決まった。

皆川は第一人者の意地を見せた。予選リーグで負けた17歳の鏡との決勝。「予選は心のすきがあった。今日は自分から取りにいった」と1日で気持ちを転じさせて中に入る強気の攻めをみせ、第1ピリオドでリードを奪い3-1で競り勝った。

17、18年世界選手権銅メダルの実力者も「組み合わせに恵まれた」と厳しい戦いを予想する。3年連続表彰台なら東京五輪出場が確定となる。