B1新潟アルビレックスBBは19日、B1横浜ビー・コルセアーズで監督を務めた福田将吾氏(36)の来季監督就任を発表した。福田氏は昨年7月、横浜のアシスタントコーチに就任、今年2月に監督に昇格した。米国の大学でアシスタントコーチの経験を積むなど、長く指導畑を歩んできた。新潟は地区優勝を果たした18-19年のメンバーから得点王のCダバンテ・ガードナー(28=三河)が移籍。その穴を埋められず、19-20年は13勝28敗で中地区4位に終わり、庄司和広監督(46)が退任した。20-21年は新指揮官を迎えて再生を目指す。

福田新監督はクラブを通じて「新潟アルビレックスBBに関わる全ての方と“ONE TEAM”でチャンピオンシップ出場を目指し、レギュラーシーズンを戦ってまいります」とコメント。小菅社長は「強化と育成をしっかりやりたい」と福田氏とコミュニケーションを取りながら、チームの整備を進める意向だ。

◆福田将吾(ふくだ・しょうご)1984年(昭59)1月14日生まれ、佐賀県出身。唐津東-東京理大-鹿屋体大大学院。11年から13年は米国NAIA1部のウエストモント大、13年から15年はNCAA1部セントジョーンズ大のアシスタントコーチを務めた。12-13年は日本代表テクニカルスタッフ。鹿屋体大大学院では学生ヘッドコーチ。Bリーグでは16-17年に仙台のアソシエイトヘッドコーチ、17年から19年まで島根のアシスタントコーチを歴任。19-20年は横浜のアシスタントコーチで、20年2月に監督に昇格。