フィギュアスケートのアイスショー「ドリーム・オン・アイス」が9日、KOSE新横浜スケートセンターで開幕し、冬季五輪(オリンピック)男子2連覇の羽生結弦(26=ANA)が6年ぶりに出演した。

オープニングには白のTシャツとジーンズ姿で登場し、大トリでは19年に披露した「マスカレイド」を黒と赤の衣装で舞った。

初日の公演を終えた後の一問一答は以下の通り。

-今回「マスカレイド」を演じた理由は

「なかなか、このプログラムを演じられる機会がなかったので。ただ、何か、あの時とは違って、もっと大人になって、もっと表現したいものだったり、もっと客観的に感じてもらえるものが、この世の中だからこそ増えたんじゃないかなと。自分の中で演じたいなと思って、このプログラムにさせていただきました」

-コロナの先行きが見えない。現状、拠点は国内のままか

「まず、カナダに帰るためには大変な手続きがあるのと、可能か不可能か、自分の中で確証はないので分からないんですけど。とりあえず、自分の中では昨季の経験を踏まえて、日本で1人で練習しても成長できるということを感じているので。今のところ、カナダに帰ることは考えていません。ただ、振り付けに関してはリモートで、と考えてはいます」

【木下淳】