ノルディックスキー複合男子の渡部暁斗(33=北野建設)が3日、22年北京五輪(第24回オリンピック冬季競技大会)に臨む日本代表選手団の候補選手、強化スタッフら対象の研修会「The Building up Team JAPAN 2021 for Beijing」にオンライン参加した。

翌4日で北京五輪開幕まで5カ月。終了後、報道陣に近況を聞かれ「現在は(故郷の長野県)白馬村でトレーニングをしています。代表チームとしては合宿等はしておらず、春から個人練習をしている感じ。予定としては10月から欧州で雪上練習を始められたらな、と思っています」と明らかにした。

「チームJAPAN」の一員としての自覚と責任、連帯感を強めることを目的に、日本オリンピック委員会(JOC)が10年バンクーバー五輪前から開催。先月8日に幕を閉じた夏季の東京五輪で金メダルを獲得したフェンシングエペ団体の見延和靖主将(34=ネクサス)らの体験談を聞く時間もあり、渡部は「zoomでしたが、メダリストの話を聞けて有意義な時間でした。実際に会って以前の(この研修会の)ように卓球とかしてみたかったな、というコロナ禍の寂しさは残りますが、金メダルを目指す中で、実際、東京五輪の金メダリストがどのような心構えで臨んだか、コロナ禍の大会への臨み方が参考になった。心新たに北京へ向かえる時間になりました」と参加の意義を強調した。

14年ソチ、18年平昌の両五輪では個人ノーマルヒルで2大会連続の銀メダル。この日も金メダルを目指すと明言したが「今回、いろんないい話が聞けたんですけど『具体的に参考にしよう』というより、4人の選手(見延、男子柔道高藤直寿、女子レスリング川井梨紗子、女子バスケットボール高田真希)から話を聞けて同じようなことを感じました。五輪を楽しむ、競技を楽しむ。時代の変わり目にある。スポーツの存在意義が変わっているな、と。その中でスポーツを楽しめたという話を聞けたことが収穫でした」と新たな視点と刺激を授かっていた。