ショートプログラム(SP)首位の友野一希(23=セントラルスポーツ)が3位に入った。フリー168・38点の合計264・19点を記録。GPシリーズ初優勝には約2点届かなかったが、ハイレベルな争いとなっている22年北京五輪の代表3枠入りへ、表彰台に立って名乗りを上げた。田中刑事は9位だった。
順位 | 選手 | 合計 | SP | フリー |
---|---|---|---|---|
1 | モリス・クビテラシビリ(ジョージア) | 266・33 | 95・37 | 170・96 |
2 | ミハイル・コリャダ(ロシア) | 264・64 | 84・48 | 180・16 |
3 | 友野一希(セントラルスポーツ) | 264・19 | 95・81 | 168・38 |
4 | ロマン・サドフスキー(カナダ) | 253・80 | 84・59 | 169・21 |
5 | マッテオ・リッツォ(イタリア) | 250・47 | 77・45 | 173・02 |
6 | エフゲニー・セメネンコ(ロシア) | 246・66 | 81・00 | 165・66 |
7 | カムデン・プルキネン(米国) | 237・97 | 83・47 | 154・50 |
8 | マルク・コンドラチュク(ロシア) | 231・88 | 74・16 | 157・72 |
9 | 田中刑事(国際学園) | 229・75 | 76・69 | 153・06 |
10 | ミハエル・ブレジナ(チェコ) | 219・59 | 82・31 | 137・28 |
11 | ニカ・エガーゼ(ジョージア) | 210・17 | 50・35 | 159・82 |
12 | ブレンダン・ケリー(オーストラリア) | 204・19 | 80・48 | 123・71 |
友野一希
4T+3T/4S/4T/3Lo/StSq/FSSp/3A+1Eu+3S/3A/3F+2T/FCCoSp/CCoSp/ChSq
友野一希3位 約2点届かずGP初V逃すも北京五輪代表3枠入りへ名乗り
田中刑事
4S+2T/4S/3A+3T/3Lz/FCSp/StSq/3A+1Eu+3S/3F/3Lo/CSSp/ChSq/CCoSp
田中刑事トリプルアクセルが1回転半に「やり切ったと思えるぐらい練習」
GPファイナル進出6人決定 鍵山優真、宇野昌磨、ネーサン・チェンら
佐藤駿GPファイナル進出ならず 北京五輪選考会へ照準が明確に
出場選手とSP得点
グループ1
ニカ・エガーゼ(ジョージア)50・35
マルク・コンドラチュク(ロシア)74・16
田中刑事(国際学園)76・69
マッテオ・リッツォ(イタリア)77・45
ブレンダン・ケリー(オーストラリア)80・48
エフゲニー・セメネンコ(ロシア)81・00
グループ2
ミハエル・ブレジナ(チェコ)82・31
カムデン・プルキネン(米国)83・47
ミハイル・コリャダ(ロシア)84・48
ロマン・サドフスキー(カナダ)84・59
モリス・クビテラシビリ(ジョージア)95・37
友野一希(セントラルスポーツ)95・81
◆グランプリ(GP)シリーズ 欧州、北米、アジアを巡る6戦。勝ち残った6人、6組だけが、その先の大阪でのGPファイナルのリンクに立つことを許される。男子39人、女子45人、ペア26組、アイスダンス35組、20カ国から集うトップスケーターたちが出場2試合の成績で決まる日本行きの切符をかけ、熱き氷上バトルを繰り広げる。
◆フィギュアスケート北京五輪代表選考 シングルは男女ともに最大3枠を確保しており<1>全日本選手権(12月)優勝者が1人目<2>全日本2、3位、GPファイナル出場者上位2人、全日本終了時点の国際スケート連盟(ISU)シーズンベストスコア上位3人、の中から2人目<3>最後に(2)で漏れた中からISU世界ランキングなどを総合的に判断して3人目を決める。全日本出場は必須だが、過去に世界選手権3位以内など実績を持つ選手が、けが等でやむなく参加できなかった場合の救済措置もある。