フィギュアスケート男子の羽生結弦(27=ANA)が4日、北京オリンピック(五輪)日本選手団(TEAM JAPAN)の公式ツイッターに登場し、札幌市が正式に招致を目指している30年冬季大会への意欲!? を見せた。

「こんにちは、フィギュアスケートの羽生結弦です」と切り出すと「えー8年後に札幌でオリンピックの開催が決まったら、そうですね、やっぱりフィギュアスケートの選手の皆さんが最高の演技をしてほしいですし…」。続けて言った。

「僕も…出たいです。ふふふふふっ」

そう笑った後に「でも、それくらい楽しみにしています」と動画で語った。

最後は、画面に前回登場時と同様「よいしょっ」とサインを書き「フィギュアスケート」と競技名を添えて「北海道、札幌で会いましょう」と手を振った。

本当に目指すのならば、フィギュア界では異例中の異例の35歳で迎えることなるが、はたして…。

今月14日に北京市内で開いた会見では、今後の五輪(4年後は26年ミラノ・コルティナダンペッツォ大会)について聞かれ「また滑ってみたい気持ちはある」と語った。一方で20日のエキシビション後には「フィールドは問わない。アイスショーなのか競技なのか、いろいろ考えた上で、やっぱり皆さんに『羽生結弦のスケートが好きだ』と思ってもらえる演技を続けたい」と話していた。

全ては都度都度の決断次第になるが、8年後と言われても可能性を感じてしまうのは、やはり羽生結弦だからだろうか。【木下淳】