中学1、2年生を対象に新設された全国大会で、亀森茉莉(栗山中1年)が女子39キロ級を制し、今夏に予定されている全日本UJ(アンダージュニア)王座決定戦(日時、会場未定)シード権を獲得した。昨年は33キロ級で王座決定戦に出場も、同階級の選手がおらず認定優勝。「同じ階級の女子と対戦することがなかなかなかったので、こういう大会で優勝できて、うれしい」と喜んだ。

ボクシングは兄一徹さん(19)の影響で「面白そうだったから」と栗山小3年時から、岩見沢ボクシングクラブで始めた。練習は、ほぼ男子や上の階級の女子が相手だったため「気持ちに余裕を持って戦えた」と振り返った。見守った同クラブの安川浩樹コーチ(48)は「考えて練習ができる。基礎もしっかり身に付けている。これからも続けてくれたら」と、さらなる成長を期待した。

小5の秋、紋別で行われた女子日本代表合宿に参加し、昨夏の東京五輪でフェザー級金メダルの入江聖奈(21)、フライ級銅メダルの並木月海(23)と一緒に練習した。「身近な人がメダルを取って、すごいと思った。私も強くなって五輪で活躍できる選手になれたら」。145センチ、39キロの小さなファイターが、大きな夢を描く。【永野高輔】

◆亀森茉莉(かめもり・まつり)2009年(平21)3月16日、栗山町生まれ。栗山小3年からボクシングを始める。栗山中ではソフトテニス部で「腰の使い方がボクシングに似ている」。好きなボクサーは井上尚弥。家族は両親と兄、姉。145センチ、39キロ。右利き。血液型O

◆男子54キロ級Bグループ優勝の桐越藍(札幌札苗中2年) 去年は予選で負けて決定戦に出られなかった。(連覇中の)南君に負けられない。スタミナも気持ちも、もっと磨いていかないと。