日本ウエートリフティング協会は18日、女子重量挙げでオリンピック(五輪)5大会出場の三宅宏実さん(36)が、国際ウエートリフティング連盟(IWF)アスリート委員会の副委員長に就任したと発表した。

IWFの規定によると、委員長、副委員長ともに理事扱い。三宅さんは理事会に出席できる、議決権のある理事にも就任した。

今月14日に臨時アスリート委員会が開催され、委員長が辞任したため、委員会役員の改選が行われたという。その中で前日17日、IWFから三宅さんが副委員長に選任されたことが発表された。

アスリート委員の総数は11人で、任期は今年11月まで。同月の世界選手権開催時に改選投票が行われる。

三宅さんは12年ロンドン五輪で女子重量挙げ史上初のメダル(銀)を獲得。16年リオデジャネイロ五輪でも銅メダルをつかんだ。

延期された昨夏の東京五輪に出場した後、現役引退を表明した。