スピードスケート女子の18年平昌オリンピック(五輪)500メートル金メダリストで、先週末22日の全日本距離別選手権(長野)を現役ラストレースとして優勝で飾った小平奈緒さん(36=相沢病院)が27日、都内ホテルで引退会見を開いた。
フィギュアスケート男子の14年ソチ、18年平昌五輪2連覇王者でプロ転向した羽生結弦さん(27)についても質問を受けた。
3カ月前の7月19日、同じように都内で会見を羽生さんが開いた際、SNSで「挑戦するカテゴリーが変わっただけで、ゆづの戦いは続く。ルールや成績の評価を超えた舞台で、彼が創り出していく世界がとても楽しみです。むしろ、これからの方が本当のゆづらしさが観られそうな気もします」とエールを送っていた小平さん。ともに競技会から離れたところでスケート界を盛り上げていくことへの意欲を問われると、こう答えた。
「羽生さんとは何度かメッセージのやり取りをしたことはあるんですけど、特に、この後どうしようという話はしていないですね。彼には、アイスショーなどで自分の創り出したい空間がきっとあるんだろうなと感じているので、私がそこにお邪魔したら汚れてしまいそう。それは違うかなという感じがしますけど、もし彼のショーを見に行けるチャンスがあれば、ぜひ見に行きたい。いろいろあって忙しいでしょうし、私もたくさんのことがあるのでなかなか難しいですが、同じ時代を生きたスケートファミリーの仲間として、これからも応援していきたいです」
当時、約1時間の会見に臨んだ羽生さんに対し「皆さんの前で改めて言葉にするのは、勇気がいったと思います」ともつづっていた小平さん。やや緊張しながらも、同じ時間、最後まで丁寧に質問に答えていた。【木下淳】


