東海高校総体水球が22日、静岡県立水泳場で開幕する。東海地区から各県2校の計8校が出場。決勝リーグ上位2チームが全国総体(8月17~20日、北海道)の出場権を得る。6月の県総体を制した掛川西が、25年ぶりとなる全国切符をつかみにいく。
GK大神幸真(3年)がゴールに鍵をかける。昨年U-16世界選手権日本代表の守護神は「3年間の集大成。全国を決めて1日でも長く仲間とプレーしたい」と決意を込めた。昨年12月に肩のケガで離脱、先月末に復帰した際は「多くの方の支えに気が付いた。結果で恩返ししたい」。父は元J1磐田GKで活躍した友明さん(53=現J3北九州GKコーチ)。Jリーガーの遺伝子を受け継ぐ逸材が、水上で躍動し全国の舞台をたぐり寄せる。
攻撃ではFP大賀優生(3年)が起点となる。県総体で4戦19得点とチームをけん引。「持ち味の決定力で東海大会でも勝利に貢献したい」と意気込んだ。決戦を控えチームをまとめるFP大津道陽(みちはる)主将(3年)は「ここまで来た。まずは1戦1戦大切に戦いたい」と力を込めた。就任4年目の楠屋真行監督(42)からは「高校から水球始めた大津が、チームで1番成長した」と評価されている。
前回の東海総体では決勝リーグ進出も、選手の体調不良で不戦敗。指揮官は「昨年の悔しい思いも背負い、選手がやり切ってくれるはず」と期待を込めた。【山口昌久】


