日本代表のフィリップ・ブラン監督が、出場機会がなかった選手たちをスタメンに抜てきした理由を説明した。試合後の会見で問われ、「きょうプレーした選手たちは自分たちがAチームに入るために努力しきた。その献身的なプレーに応えたかった。そして1試合だけではありますけど、やはりメインでプレーする選手たちを休ませるのは意味があった」と明かした。
選手たちもその意図に応えた。先発出場したオポジットの宮浦健人(パリ)は両チーム最多の27得点を挙げ、指揮官も「アメリカ相手に効率よく攻撃ができる選手だった」とたたえた。さらに正セッターの関田に代わって起用された山本龍については「立ち上がり少し苦しみましたけど、徐々に彼の良さが出た。彼は将来を見ている選手なので、今後が楽しみです」と話した。敗れはしたが、フルセットにもつれる激戦に「試合前にアメリカ相手に最後までプッシュしなさいと言っていたが、選手たちはそれをやり続けた」と称賛した。
今大会については「目的はOQT(五輪予選)を突破することだったので大成功だった」とチームの戦いぶりを評価。さらに「3試合目から我々のバレーボールを取り戻せたのは非常に良かった。自分の中での基準や自信をなくすようなことは大会に入っては命取りになる。今回得られた経験を来年のオリピックに生かしたい」と話していた。


