中学1年の岡崎隼士(12=蒼明学院中等部)がノービスA(6月30日時点で満11~12歳)で106・73点をマークし、初優勝を収めた。「100点にいけたのがすごくうれしかったです。自分が今できる全てができました」と目を細めた。
黒い衣装に身を包み、精悍(せいかん)な顔つきでリンクへ。「Swan Lake」のゆったりとした曲調に合わせ、悠然と滑りだした。2本目で3回転ルッツ-ダブルアクセル(2回転半)-2回転トーループの3連続ジャンプを降りると、続く3回転フリップも成功。2回転半-3回転トーループの連続ジャンプも着氷させた。
中盤以降は「白鳥になりきること」を意識し、大きく腕を振りながら舞った。「指先まで伸ばすことなど、全てに気をつけています」と話した通り、体全体で白鳥を表現。フィナーレで両手を広げると、右手でガッツポーズを繰り出し、喜びを表した。
演技の手本としているのは、シングル、アイスダンスで活躍した高橋大輔さん(37)や五輪2連覇王者の羽生結弦さん(28)の滑り。「指先まで意識する動きと、しっかり腰を落として滑るところ」を参考にし、自身のスケートにも取り入れている。
将来の目標は憧れの2人と同じように、五輪の舞台で活躍すること。「滑りの上のジャンプがあるスケーター」を目指し、ジャンプも表現力も高めていく。【藤塚大輔】


