立命大は関学大との全勝対決に敗れて、自力優勝の可能性が消滅した。

第1クオーター(Q)早々、ファンブルロストとパスインターセプトから2つのタッチダウン(TD)を奪われた。第2QにもTDを奪われ、前半を21-3で折り返した。QB竹田剛(2年)は「ターンオーバーが大きかった。いつもよりもみんなが硬くて、自分の中でも違うところもあった。自分が決めたら勝てると思っていたが、前半は空回りしてしまった」と関学大との大一番で力みがあったと振り返った。

ハーフタイムにコーチ陣から、「取り返せない点差じゃない。いつも通りにやれ」とアドバイスをもらうと、第3Q10分21秒にはWR大野光輝(3年)へタッチダウンパスを成功。反撃ののろしを上げた。

しかし、第4Q3分25秒、関学大DB中野遼司にこの日2本目となるパスインターセプトを献上。そのままリターンTDを許し、万事休す。またしても関学大の厚い壁に跳ね返され、「これが関学なんかな」とぽつり。「先輩に申し訳ないというのと情けない。恩返しして勝ちたかった」と涙を流した。自力優勝の可能性が消滅したが、「関大が関学に勝ってくれるのを信じて、甲子園を目指してみんなで練習に取り組んで最高のチームを作っていきたい」と前を向いた。

藤田直孝監督も「オフェンスもゲインできていたし、ディフェンスも止めていた。ターンオーバーが痛かった」。4つのターンオーバーが相手のTDにつながったことを悔やみ、「そのあたりの勝負強さや準備が勝負を分けた。相手が一枚上だった」と語った。【阪口孝志】